
OpenAIは、ChatGPTの使われ方を示すレポートを公開しました。AIを業務に取り入れる動きが進む中で、ChatGPTは単なる会話相手ではなく、「タスクの補助」として使われる傾向が強いとしています。公開されたメッセージの分析では、繰り返し行う作業や、仕事の進め方を助ける用途が目立ちました。
レポートによると、利用メッセージの61.5%は返信を要しないタスク、38.5%は返信が必要なタスクでした。返信不要の56.5%はユーザーの行動を支える内容で、43.5%は作業を進めるための指示です。業務関連メッセージ全体の16.8%は、何らかのタスクに結び付いていたとされています。
職種別では、カスタマーエクスペリエンス、デザイン、知識労働、営業、マーケティングなどで、ChatGPTの使い方に違いが見られました。たとえばデザイナーは情報整理やアイデア出し、エンジニアは技術的なやり取り、マーケティング担当はWebサイトのトラブルシューティングなどに活用しているといいます。OpenAIは、AIの普及で職種ごとの仕事の進め方が変わりつつあるとみています。
OpenAIは、AIエージェントの役割が広がる一方で、当面はIT全体を置き換える存在というより、仕事を始める前段の補助として受け入れられていると示しました。ChatGPTは、業務の全部を担うのではなく、最初の整理や下準備を担う存在として使われている、というのが今回の要点です。

