
コムチュア株式会社とクリューグル株式会社は、企業のソフトウェア資産やナレッジ資産のAI活用を支援する分野で業務提携契約を結びました。コムチュアは、クリューグルのAIプラットフォーム「Krugle」を活用し、レガシーシステムの開発・保守を起点にした伴走支援型サービスを立ち上げます。
Krugleは、既存リポジトリを移動させずにソースコードを解析し、横断的な検索を可能にするほか、ExcelやPDF、設計書などの非構造化データをナレッジ化する機能を持ちます。さらに、業務ノウハウを資産化してAIエージェントが業務を進める仕組みや、機密情報を外部送信せずに自社環境で完結できる設計も特徴です。
両社は、既存システムの可視化や影響調査、ドキュメント整備を高度化した保守運用サービスを共同展開します。加えて、保守運用を通じて業務とシステムの理解を深め、データ基盤整備からAI活用の企画、実装、定着まで継続支援する方針です。製造業の暗黙知や人材育成業務の知見を活かしたサービスアセットの共同開発も進めます。
コムチュアは、2026年8月14日に公表した中期経営計画で「Data & AI FIRST」と「カスタマーサクセス」を重点に掲げています。今回の提携は、提供サービスの拡大や伴走体制への転換、業種特化アセットの横展開を具体化するものと位置づけられています。今後は資本提携を含む、より強い関係構築も検討します。

