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ChatGPTがPC操作を自動で記録、コンテキストとして利用可能に Mac版デスクトップアプリで提供

出典: ITmedia AI+ AITECH TIMES編集部38日前
ポイント

Mac版で「Computer History」を提供

米OpenAIは8月13日、ChatGPTとCodexがPCの操作履歴をコンテキストとして利用できる新機能「Computer History」を発表しました。Mac版デスクトップアプリで提供され、アプリやWebサイトでの活動を記録して、作業の状況を改めて説明しなくても応答できるようにします。

記録する内容と利用の考え方

記録対象は、クリックや文字入力、アプリの切り替えといった操作イベントです。スクリーンショットや画面収録、音声、プライベートモードでのWebサイト閲覧履歴は取得しないとしています。また、繰り返しの作業を検知すると、スキルや自動化として再利用する提案も行います。

管理方法とデータの扱い

ユーザーは記録対象のアプリやWebサイトを選択・除外でき、メニューバーから一時停止や履歴削除も可能です。履歴データはPC内で隔離されますが、暗号化はされないため、OpenAIはMacアカウントの保護と、記録したくないソースの除外を促しています。ほかのアプリが明示的な許可なしにアクセスすることはできないとしています。

提供条件と利用可能地域

同機能はPro、Business、Enterpriseプラン向けで、初期設定ではオフです。BusinessとEnterpriseでは管理者の許可も必要になります。なお、現時点では欧州経済領域、スイス、英国では利用できません。OpenAIは、処理後のイベントファイルを原則保持せず、トレーニングにも使用しないと説明しています。

AITECH運営の視点

まとめと考察:

ChatGPTが操作履歴を使えるのは、AIが「会話相手」から「作業の文脈保持者」へ寄る動きです。

企業側には、説明の手間削減や引き継ぎ補助という利点があります。

一方で、履歴の範囲管理を誤ると、便利さがそのまま情報リスクになります。

導入側から見ると:

初期設定はオフでも、現場が勝手に使い始めると統制が崩れます。

まず確認すべきは、何を記録し、誰が見られ、どこまで削除できるかです。

暗号化されない点は、端末管理やアカウント保護を前提に考える必要があります。

大企業は管理者承認で止めやすいですが、中小は運用ルールを先に決めるべきです。

用語解説:

  • コンテキスト: AIが応答に使う背景情報です。
  • 操作履歴: クリックや入力などの作業記録です。
  • 初期設定オフ: 使う側が明示的に有効化する状態です。

問いかけ:

便利さを理由に、どの作業記録までAIに渡すか、社内で線引きできていますか。

Q&A
Computer Historyで何ができるのですか?
PCの操作履歴を記録し、作業内容をコンテキストとしてChatGPTやCodexが利用できます。
どんな操作が記録されますか?
クリック、文字入力、アプリの切り替えなどの操作イベントです。
誰が利用できますか?
Mac版デスクトップアプリのPro、Business、Enterpriseプラン向けです。
この記事は ITmedia AI+ の公開情報をもとに、AITECH TIMES編集部が要点を書き起こしたものです。 正確な内容・最新の情報は引用元の記事をご確認ください。
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