
TechCrunchのポッドキャスト番組で、Sandbarの共同創業者兼CEOのMina Fahmi氏が、音声対応リング「Stream」について語りました。Sandbarは、これまで多くのAI音声ハードが苦戦してきた理由を踏まえ、ウェアラブルであっても人間が操作の中心にいる設計が重要だと見ています。
Streamは常時起動ではなく、押して話す仕組みを採用しています。Fahmi氏は、ウェアラブルAIに必要なのは「社会的に受け入れられる」ことだとし、利用者が使い方をコントロールできる点を重視しています。音声で思いつきを残す用途を想定しつつも、勝手に動く機器にはしない方針です。
Sandbarはこれまでに3,600万ドルを調達しており、その中にはAdjacentとKindred Venturesが主導した2,300万ドルのシリーズAも含まれます。同社は既製品を流用するのではなく、完全にカスタムしたハードウェアを作る道を選びました。Fahmi氏は、Metaが2019年に買収したCTRL-labsでの経験も、自分で入力を担う設計の考え方に影響したと話しています。
Fahmi氏は、音声ウェアラブルが技術好きの層を超えて普及するには、製品設計だけでなく日常で使いやすいことが必要だと見ています。Sandbarは、AIハードの“墓場”を避けるために、使い手が主導権を持てるリング型デバイスで差別化を狙っています。

