
The Vergeは、ChatGPTなどのAIツールを使って愛犬向けの個別化がんワクチンを作ったと話題になったオーストラリアの起業家、Paul Conyngham氏が新会社Gamgeeを立ち上げたと伝えました。会社は「犬向けの個別化mRNAがんワクチン」を掲げていますが、犬だけでなく人間を含む幅広い病気や種への応用も視野に入れています。
Gamgeeの物語の中心にいるのは、Conyngham氏の愛犬Rosieです。同氏はXで、ChatGPTと計算ゲノム学を使って腫瘍向けの個別化mRNAがんワクチンを設計し、複数の腫瘍が縮小したと説明しました。ただし記事では、この改善がワクチンだけの効果だったかは断定できず、別の治療も同時に行われていたとしています。
GamgeeはY Combinatorの支援を受けており、オーストラリアで最初の臨床試験参加者を募っています。ウェブサイトでは、獣医師の作業は約20分で済み、約4週間でワクチンを用意できるとしつつ、これは単一症例に基づく目安だと注意書きもあります。費用は未公開で、大学との連携も進めながら、最終的には人間向け治療にも広げる考えです。

